動画の吹き替えやナレーション翻訳には「完全吹替」と「ボイスオーバー」の2種類の方法があります。完全吹替は、動画の中の言語を完全に差し替え、原音は全く聞こえないように処理されます。映画の吹き替えでは多くが完全吹替されています。
一方でボイスオーバーは、原音を小さな音で流しつつ、その上から翻訳された言語を重ねていく方法です。ニュースや記者会見などの映像で多く見られます。完全吹替とボイスオーバーにはそれぞれ効果やメリットが異なります。
完全吹替の効果
完全吹替では自分の知っている言語で話が進むため、映像内容に集中して正しく理解してほしいときに効果的です。字幕では読める文字数に限界があり、伝えたい情報を削る必要が出てくることもありますが、完全吹替では動画の長さに合わせて必要な情報を入れることができます。文字を読む負荷がかからないため、年代を問わず、わかりやすくて入り込みやすい動画を制作することができます。ただし、素材の音楽と台詞がミックスされている場合、完全に吹き替えるためには音楽や効果音も全て差し替える必要があるため、コストが高くなります。
ボイスオーバーの効果
ボイスオーバーでは原音を残しているため、もとの動画の雰囲気を残しつつ、翻訳して内容を伝えることができます。また、完全吹替よりも比較的安価に制作できることもボイスオーバーの良さです。一方で、ボイスオーバーでは原音の感情や雰囲気に合わせて表現できる実力を持ったナレーターや声優でないと違和感のある動画になってしまうこともあります。
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