吹き替え翻訳サービスの特徴を解説!依頼先は対応言語や実績で選ぶのがポイント | フォアクロス
吹き替え翻訳と字幕翻訳の違いはご存知でしょうか。両者は、音で作品に付け加えるのか、それとも文字で付け加えるのかという点で異なり、これにより翻訳方法に相違がみられます。
今回の記事では、この両者の違いと、吹き替え翻訳のルールにについて詳しく解説します。
字幕と吹き替えの訳の違いは読みやすい翻訳文か・口の動きに合った翻訳文か
字幕と吹き替えは、外国語の映画をネイティブでない方でも楽しめるように行う作業であるという点で共通しています。一方、字幕は翻訳した文をそのまま映像に付け加えるのに対し、吹き替えは声優が発するセリフとして付け加えられる点で異なります。
字幕翻訳のような映像翻訳の場合、文字で演者のセリフを伝えますが、音で聞くよりも文字を読む方が一度に理解できる量が少ないため、セリフを削る作業が必要です。
一般に、日本語では1秒間に4文字以内の文字に抑えることがよいとされており、字幕翻訳では簡潔かつ正確にセリフの意図を伝えることが重要となっています。
また、視聴者が理解しやすい文にすることも大切です。難しい表現や言葉を用いるとそのぶん理解に時間がかかってしまい、映像にまで目を向けられないからです。吹き替え翻訳は、音で情報を伝えるため、字幕ほど文字数制限は厳しくありません。しかし、洋画や海外ドラマの吹き替えでは、演者の口の動きに合わせる必要があるため、セリフは長すぎても短すぎてもよくはないのです。
また、役のキャラクターや感情に応じて言葉をうまく選ぶ必要があり、どう表現するのかが重要になってきます。たとえば、屈強な役柄のセリフを弱弱しい言葉で訳してしまうと、役とセリフがミスマッチとなり、作品全体の雰囲気を変えてしまいかねません。
そのため、吹き替え翻訳者には、原文の内容を損なわずに、作品に出演する役になりきり、そのキャラクターが発する自然なセリフへと翻訳する力が求められているといえます。フォアクロスでも、こうした技術が必要な日本語吹き替えのサービスを提供しており、数多くの実績を誇っております。
【吹き替え翻訳】 ルールは言葉の長さ調節や周囲の音の記載など
吹き替えでは、違和感なく役にセリフを加えることが大切です。そのため、吹き替え翻訳の作業はいくつかのルールに則って行われます。
- セリフの長さに合うような言葉を調節する
- 演者の動きに合った訳文を考える
- 周囲の音も台本に記載する
- 記号を活用して細かく状況を指示する
違和感のない吹き替えを行うには、キャラクターの口の動きと吹き込む音声の長さを合わせる必要があります。これは、声優の技術が求められる部分でもありますが、そもそも原文に比べ極端に短い、もしくは長いセリフに翻訳されていると、キャラクターの口の動きと合わせることは不可能です。
そのため、吹き替え翻訳の段階でも長さの調節を行う必要があります。演者の口の動きと同様、身体の動き、身振り手振りに合った訳文を考えることも重要です。そうすることで吹き替え音声が作品に溶け込み、視聴者は違和感なく楽しめます。
声優は吹き替え翻訳を手にアフレコ作業に取り組みます。このアフレコ作業のときは、作品の原音は聞こえない状況であるのが一般的です。そのため、あらかじめ台本に車の音や周囲の会話なども記録し、声優に情景を伝える必要があります。
吹き替え翻訳の世界では、細かな状況を伝えるために慣用的に用いられている記号があります。たとえば、台本にONという記載があれば、キャラクターの口の動きが見える状況を指し、逆にOFFと書かれている場合は、口の動きが見えないことを表します。
こうしたルールに沿って行われることで、吹き替え翻訳はより自然なものに近づきます。
質の高い吹き替え翻訳作業は、ぜひ実績がある吹き替え翻訳のプロへのご依頼をご検討ください。
吹き替え翻訳は対応言語と実績豊富なプロに任せましょう
吹き替え翻訳と字幕翻訳の違いや、吹き替え翻訳のルールについてご紹介しました。吹き替え翻訳では、ただ単に外国語を母国語へと翻訳する作業ではなく、キャラクター1人1人に合った生きたセリフを作り出すことが大切です。これは一朝一夕で身に付くスキルではありませんので、プロに任せることをおすすめします。その際は、実績と対応言語で業者を見極めましょう。
弊社の吹き替え翻訳の実績は豊富です。また、対応言語も英語、ドイツ語、フランス語、韓国語、タイ語と多く、さまざまなニーズにお応えできる強みがあります。吹き替え作業にお悩みの方は、幅広い対応言語の吹き替え翻訳を行うフォアクロスにお気軽にご相談ください。
吹き替え翻訳を業者に依頼するならフォアクロスへ
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